この度、参段への昇段審査を受験致しまして合格させて頂きました。
私は、二十歳代に別の武道を学んでおり、参段の受験資格を得るところまでになっておりましたが、未受験のまま辞めてしまった経緯があり、錬心館に入門する時に、何としても今回は参段まではとりたいというのが願いでした。
しかし、家庭や仕事の環境の変化と共に稽古時間が少なくならざるを得ず、弐段の受験の頃から道のりは遠いと痛感しておりました。
この度の受験も入門して十二年目でしたが、それでもまだまだ稽古不足は否めず受験を迷いましたが、またいつ稽古ができなくなるかも判らない今の世の中の情勢と止まっていては進歩もないと思い直し受験を決心いたしました。
道場へは週1回しか来れませんでしたが、もう1回は近所の体育館で稽古することを自分に課し、2か月間はいつもより集中したつもりですが、元々年齢的にも覚えが悪いのと稽古すればするほど粗が見え、後退していくように感じました。
しかし、何より稽古時の館長と師範の熱いご指導が心に響きました。出来なくても出来なくても辛抱強くご指導頂きました。まさか受験当日の稽古時までご指導を頂けるとは思っておりませんでしたので、先生方の親心(すみません年取った娘になりますが・・・)が本当にありがたく、目録を頂く時は落涙寸前でした。
この受験までの稽古で、自分の欠点、悪い癖が改めてよくわかりましたので今後の稽古も 一振り 一振りに心をこめて精進していきたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお導きいただきますようお願い申し上げます。
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