西国柳生新影流 錬心館 令和元年度 審査会
令和2年11月28日

 

今年は 三級合格1名・三段合格1名 です 
   
今年はコロナ禍で半年以上の休館を余儀なくされ、春の審査会も中止となっていましたが、
何とか秋季審査会は開催する事ができました。
参加者の少ない大会となりましたが、皆さんが元気でこうして開けた事に感謝です。

受験生にとっては、足踏み状態の厳しい状況でしたが、志を高く持ち努力を惜しまない姿勢が立派でした。
学科試験も優秀な成績で合格してます。

実技試験の業は、1週間前にしか発表されませんので、これまでのお稽古がしっかり出来ていないと、厳しいものになります。

審査はピーンと張り詰めた中で行われ、入退場の姿勢まで審査員の目が光ります。 
審査員も評価のミスが無いように、受験生に敬意を払って見守ります。

受験生は、集中力を欠かさず平常心で臨み、これまでの稽古で得たものを充分発揮できたようです。

受験しないも者、先輩の姿を見て多くの事を学べたと思っています。
来年に向かっての良い刺激となり、努力すれば良い結果が出る事を実感できたと思います。


審査会集合写真

   
     演武会に参加の皆様、お疲れ様でした。
     皆さんの真剣な演武が、いつも受験生に力を与えてくれると思っています。ありがとう!
     次回は是非、皆さんが審査に望めるように精進して下さい。
 
審査員の皆様 
西田館長 ・ 西田師範 ・ 田北六段 ・ 松石五段
合格者と館長及び師範
 
審 査 結 果
合格者 三級 大 﨑
参段  荒 木
おめでとうございます!

  三級合格 大﨑
 
  

 昇級審査を終えて

入門して初めて昇級審査を受験しました。刃筋が通らない、鞘鳴りがするなど問題点も多々ありましたが、西田館長と西田師範の御指導のもと無事合格することが出来ました。

昇級審査では、いつもより人数が少ないからあまり緊張しないだろうと思っていました。ですが、想像していたより張り詰めた空気の中での演武で緊張しました。

演武が終わって安心し、そのまま礼をせず席へ戻ってしまったのが悔しいですが、この経験の
おかげで次は忘れないと思います。

級になって改善すべき所もどんどん見つかり、新しい業の難易度に驚いております。
気を引き締めて稽古に励んでいきたいと思っています。
今後とも御指導の程よろしくお願いいたします。 




  参段合格 荒木
 
 

 昇段審査を終えて

この度、参段への昇段審査を受験致しまして合格させて頂きました。

私は、二十歳代に別の武道を学んでおり、参段の受験資格を得るところまでになっておりましたが、未受験のまま辞めてしまった経緯があり、錬心館に入門する時に、何としても今回は参段まではとりたいというのが願いでした。

しかし、家庭や仕事の環境の変化と共に稽古時間が少なくならざるを得ず、弐段の受験の頃から道のりは遠いと痛感しておりました。

この度の受験も入門して十二年目でしたが、それでもまだまだ稽古不足は否めず受験を迷いましたが、またいつ稽古ができなくなるかも判らない今の世の中の情勢と止まっていては進歩もないと思い直し受験を決心いたしました。

道場へは週1回しか来れませんでしたが、もう1回は近所の体育館で稽古することを自分に課し、2か月間はいつもより集中したつもりですが、元々年齢的にも覚えが悪いのと稽古すればするほど粗が見え、後退していくように感じました。

しかし、何より稽古時の館長と師範の熱いご指導が心に響きました。出来なくても出来なくても辛抱強くご指導頂きました。まさか受験当日の稽古時までご指導を頂けるとは思っておりませんでしたので、先生方の親心(すみません年取った娘になりますが・・・)が本当にありがたく、目録を頂く時は落涙寸前でした。

この受験までの稽古で、自分の欠点、悪い癖が改めてよくわかりましたので今後の稽古も 一振り 一振りに心をこめて精進していきたいと思っております。

今後ともどうぞよろしくお導きいただきますようお願い申し上げます。






 秀芳賞・満励賞のカップ
  
今年度は、新型コロナ禍の中での稽古でしたので、秀芳賞・満励賞は共に該当者がいませんでした



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